希望の党離党物語 理念・信念・政策はどこへ?

 希望の党の公認を受けて戦っている元民進党前職の先生方の一部から離党発言が聞こえてきます。いずれも解散前まではバッチをつけられていた先生方です。我々が本衆議院選に出馬する際、民進党からの離党については選択の余地はありませんでした。離党した後は①希望の党、②無所属、③立憲民主党 の選択肢がありました。希望の党から出馬されている方は自ら希望の党を選択しているはずです。誰からも強制されたわけではないはずです。政治家の命である理念・信念に基づいて選択しているはずです。常日頃から理念・信念・政策を考えているはずですので時間がなかったは言い訳になりません。

 また、「希望の党は自民の補完勢力」旨レッテル張りをしている方がおられます。数ある国政のある政策が一致するからといって「補完勢力」と一色単にするのはまさにレッテル張りです。自民党と民進党の教育無償化政策が一致するからといって民進党は自民党の補完勢力とされたでしょうか。また、憲法改正と一言でいっても様々な議論があります。大切な憲法であるが故に、第9条改正一つとっても様々な意見があり、激論が予想されます。希望の党の改正案と自民党のそれとは完全に一致するとは思えません。

 希望の党は自民党とは違います。骨となる綱領が異なります。このことも最後まで訴えていきたいと思います。